日本アマチュア無線連盟の機関誌 JARL NEWS 2014年秋号に私の書いた記事が掲載
されました。
記事の執筆にあたって、多くの方々のお力添えをいただきました。
   フジクラの皆様    JR1EHL、ex. JG1RXQ、丹羽さん、渡部さん、佐々木さん
   情報・話題の提供  JA4BUA、JF3DRI
   JARLの担当の方々

JARLから依頼を受けたのは、5月でした。JARL事務局の方からFacebookのメッセージで、
  中川さん、同軸は詳しいですか?
    専門ではありませんが門前の小僧でしたから、少しは知っています
というやり取りをし、その1週間後に原稿の依頼をいただきました。

依頼をいただくのはうれしいのですが、ただちょっと引っ掛かりもありました。
門前の小僧であったのは2年前までのことで、その時はすでに電線メーカーのフジクラ
を退職していました。退職後に電線の記事を書くことに、躊躇を覚えたのです。
しかし、熟慮の末、私が書くべきであろうと意を固めました。
私は技術が優れているわけでもなく、文章力があるわけでもないのですが、単純に以下
の条件を満たす人がいないという理由です。
  ・アマチュア向けの同軸ケーブルではフジクラがトップブランドであるので、フジ
   クラ在職者あるいは経験者が執筆すべきであろう。
   −フジクラの開発者、営業技術担当者と面識があり、それなりの信頼関係がある
   −門前の小僧として電線の基礎知識を持ち、フジクラの関係者に無用の負担をか
    けずにすむ
   −間違ったことを書かないという意識を持っている
  ・現役のアマチュアとして無線をしているし、JARL会員でもある
   −JARL NEWSの記事である以上、暗黙のうちに要求されている
  ・アマチュアだけでなく、プロの無線の世界の経験もある

これらのことから、「フジクラの関係者の協力が得られること」を条件に、JARLに前向き
のお返事をしました。そして、フジクラ関係者から快諾していただいたことで、記事執筆
のプロジェクトがスタートしました。

執筆に際して、関係する方々からたくさんのアイディアをいただきました。それによって
私の実力を越えたものに仕上がったと思います。一方で、足りない点があるのは、私の
力不足によるものです。
この記事は、私にとってフジクラに在籍したという記念碑的なものになりました。
ご支援いただいた皆様に、もう一度感謝申し上げます。

JARL会員の皆様はJARLホームページから2014年秋号をご覧ください。
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